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矯正治療について
矯正治療に関してのよくある質問や、矯正治療の一般的な流れをご案内いたします。
矯正を始める前に、知っておきたいポイント
- 親不知・小臼歯などの歯を抜いてから、治療する場合がある。
- 虫歯や歯周病がある場合には、矯正を行う前にそれら治療する必要がある。
- 治療期間が数ヶ月で終了する場合もあれば、年単位になる場合もある。
- 口腔内にクラウン(被せ物)やブリッジ(連結した被せもの)等が入っていれば、それらを作り直す場合もある(矯正治療で歯を動かすため)。
- ほとんどの場合、保険適応外の自費診療となるため、治療費が高価になる。
- 矯正期間中は、矯正装置の種類によっては見た目が悪くなりやすい。
- 矯正中は歯磨きをしにくく、装置の取り外しもできないので、虫歯になりやすくなる。
(普段から定期的なケアをほどこし、口腔内を清潔に保つ必要がある) - 矯正治療の種類によっては、歯根が吸収されてしまうケースもあるとされる。その場合は矯正治療を中断し、歯の連結・固定などの治療が必要となる。
- 矯正の次の段階に保定期間というものがあるが、この時期にきちんと保定装置を付けなかった場合、歯並びが再度乱れてくることもある。
- 矯正期間中はアゴが痛くなることがある。通常は時間が経つと自然に治まるが、重症の場合は顎関節症の治療が必要となる場合もある。
一般的な矯正治療の流れ
- 1.初診カウンセリング、相談
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- お悩みやご質問への回答。
- 一般的な矯正歯科治療の説明。
- 治療の必要性の診断。
- 各種治療の概略や、治療費についてのご説明。
- 2.精密検査
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- レントゲン検査(セファロ、パントモ、デジタルレントゲン撮影など)
- 口腔内の写真撮影。
- 顔全体の写真撮影。
- 歯の型をとり、モックアップモデル作成。(自分の歯の模型を作る)
- 口腔内、虫歯、歯肉の状態の診査。
- あごの関節や顎運動の診査。
- 舌や顔などの筋肉の診査。
- その他の必要な検査。(外科的矯正治療が必要な場合は、CT検査など)
- 3.2回目のカウンセリング
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- 治療方法、装置、期間、費用の説明。
- 歯の状態の詳細な確認。
- 専門医による歯並びの分析、治療計画の説明。(各種レントゲン写真やモックアップ模型などを使用)
- 抜歯するかどうかの判断など。
- 4.口腔清掃などを行い矯正治療開始
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- カリエスがあるかどうか確認。
- 個別の歯磨き、口腔清掃指導。
- 虫歯、歯周病などがあれば、装置を付ける前に治療する。
- 必要な抜歯 など。
- 装置の作製、装着、治療開始へ。
- 5.ケア期間
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- 月1~2回ほど。装置の調整、口腔ケア、検査など。
- 6.矯正治療終了
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- 状態により治療期間・治療回数は異なります。
- 7.保定期間
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- 治療した歯並びを維持するため、保定装置やリテーナーを使用します。
- 保定装置の使用期間を経過した後、経過観察に入ります。
※上記は一般的な治療の流れで、それぞれの症例や歯科医院によっても治療の流れが違う場合があります。
矯正治療は痛いの?
矯正治療は、歯へ持続的に力を加えて動かすものです。
個人の歯並びなどで違うようですが、ブラケットという矯正装置をつけると、数日間痛みを感じる方が多いようです。締め付けられるような鈍い痛みが出たり、歯が浮いたような感覚が生じたりします。
特に食事で硬いものを噛むと痛みがでたりもします。また口内炎ができてしまう場合もあるようです。
しかし痛みは装置を付けてからしばらくがピークで、長期的に痛みが続くことは少ないようです。
そういった痛みを軽減するため、矯正用ワイヤーを調整する機器なども開発されています(ヒートベンダー)。
柔らかくて歯にやさしく、それでいて弾力性と形状記憶力に優れた矯正用ワイヤーを使用します。
弱い力を継続的に歯に伝えるとともに、ワイヤー自身の元(の形)に戻ろうとする力によって、歯を動かします。
こうしたワイヤーの利用によって、歯に与えるダメージなどが最小限にすみます。痛みも軽減され、効率的に歯を動かすことができるようです。
矯正治療に健康保険は使えるの?
基本的に保険外の治療になることがほとんどです。
審美的に優れた器具として、マウスピースを使った装置、透明なブラケットや、歯の裏側に装着するブラケットなどがありますが、これらは保険適応外となります。ですが、保険が適用になる場合もあります。特定の先天性疾患(口蓋裂・口唇裂など)、外科的な治療(顎骨の手術など)を必要とする顎変形症は、保険を扱っている矯正歯科医院で受診すれば、保険治療が可能とされています(症例により保険が適応できない場合もある)。そういった外科的な手術の場合は、大学病院などの口腔外科のある医療機関で行われてます。
また、保険で矯正治療を行う場合、歯に装置する装置の種類は金属製のメタルブラケットに限定されるようです。
また保険で矯正治療を行う場合、装置は金属製のメタルブラケットに限定されるようです。
矯正の治療期間はどのくらいかかるの?
矯正の治療期間は、症状や程度、治療法によって大きく個人差があります。
通常のワイヤーブラケット装置装着の場合、約1年~3年ほどかかるいわれています。
部分的な矯正であれば、半年くらいで終わることもあるようです。
矯正は歯が移動したら終了というわけにはいきません。歯の移動が終了した後も、歯は元に戻ろうとする後戻りの習性があります。治療した歯並びを維持するためには、保定期間が1年~2年ほどかかることもあります。
審美歯科、美容歯科による歯並びの矯正とは?
ラミネートベニアやオールセラミッククラウンなどの人工の歯(補綴物)を使用し、ワイヤー矯正よりも短期間で治療する方法です。
通常のワイヤー矯正などでは、歯並びが改善されたとしても、歯の色や形は変えられません。
しかし審美歯科のセラミッククラウンやラミネートベニアは、形や色なども変えられるうえ、短期間で治療が終了できるメリットがあります。
しかし、症例によっては、歯の形や位置・角度の修正に限界があり、場合によっては健康な歯を削ったり、神経を取るなどの処置が必要となります。
外科矯正とは?
過度な骨格の変形がある場合、ワイヤーを用いた歯列矯正治療だけでは限界があります。
外科矯正とは、通常のワイヤーとブラケットを歯に装置した上で、上顎骨または下顎骨の外科手術を併用する治療法です
顔の輪郭のゆがみや、(下顎骨を含む)顔下半分の骨格の変形(過度の受け口など)によって、歯並びの良くない状態などに用いられます。
大学病院や総合病院、一部の専門的な指定医療機関の歯科医院で治療を行います。
手術は、 約2~3週間(個人差がある)の入院が必要となります。
通常の矯正では対応できない顎変形なども、治療が可能となります。 治療期間そのものも短縮できる場合があるようです。
また保険が適用でき、手術部分は高額療養費制度の利用が可能とされています。
保険適用での治療費の目安は、入院・手術費ならびに術前後の矯正治療の総額で、約50~60万円とされているようです。(保険外の治療となることもあるので、ご注意ください)

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- 通常の歯列矯正では治せない不正な咬合(噛み合わせ)にも対応できる。
- 顔の印象が向上する。
- 顎位が正常に改善される。
- 咀嚼や発音の機能が改善される。
- 口が閉じやすくなる。
- 症例によっては、治療期間の短縮が可能。
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- 入院が必要になるケースが多い。
- 全身麻酔での手術が必要とされる。
- 手術後しばらくは、顔に腫れや痛みがでることがある。
- 治療を行っている歯科医院が少ない。
- 外科矯正治療の順序
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顎の手術を行った後も骨格でバランスよく正常に噛めるように、術前矯正で歯列を整えます。
治療期間は、歯並びの状態より異なりますが、通常の矯正治療のように約1~2年とされています。
術前矯正が完了したら、顎の骨を切る外科的な手術(骨切り術)を受けます。
退院の後は、手術後1~2ヶ月は術後の経過をみていきます。慎重に経過を確認するため普段の歯列矯正のときよりも頻繁に病院へ通院する場合もあるようです。
その後、 手術した顎の骨が、最終的にもとの強度に回復するには最低でも約半年~1年かかると言われており、 この期間は歯列矯正を続けて手術後の歯列矯正を行います。
それは、咬合や機能、審美面などを最終的に治療し改善させます。歯列矯正が終了したら、歯が後戻りしないように保定とともに経過観察する期間に入ります。
※矯正にはさまざまな方法や種類があります。患者様自身の歯の状態によって、適応できるケース、できないケースが生じます。ここではあくまでも一般的な矯正治療についてご紹介しています。












