歯周病を治すにはどうしたらいいでしょうか?歯周病の基本の治療法をご紹介いたします。
歯周病
歯周病は、歯肉の炎症による出血・腫れが起きる歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に分けられます。一般的に言われている歯槽膿漏は成人性歯周炎のことですが、歯周病はその症状・病態によっていろいろな種類があります。
歯周病は、歯の表面につくプラークが原因で起こる病気です。口腔内を不潔にしていると、口腔内がねばつくような感じがしてきます。
原因は、単なる食べかすなどが溶けたものではなく、ほとんどの割合が細菌の塊とされています。
その細菌や毒素によって歯茎に炎症が起こり、出血、膿、腫れなどの症状が現れます。重度の歯周病は骨が吸収されることもあります。また歯が動揺すると、抜けてしまう場合もあります。

初期から中程度の歯周病は症状がほとんどないため、気づかない場合が多いとされています。
歯周病は歯の周りの歯肉・歯槽骨などの組織の病気ですが、初期段階では痛みがほとんどない場合が多いようです。
ただし人によって症状は様々で、歯ぐきの腫れを繰り返すケースや、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)が深くなるケースがあります。こうした点があれば、歯周病の度合いがある程度わかるようです。
症状が強く出る時期は、すでに歯周病が進行している場合がよくあります。歯周病は中年以降の病気というイメージがありますが、早ければ20歳代ころから始まり、長い年月をかけ進行するとされています。
また遺伝的要素も強いとされ、1割は若年時に発症し、早期に進行するという説もあります。
歯周病の主な症状
- 歯ぐきが下がり、歯が長く見える。
- 歯がぐらぐら動いたり、抜けてしまったりする。
- 口臭が強くなる。
- 歯ぐきから血や膿が出る。
- 歯ぐきが腫れている。
歯周病の種類
歯肉炎
歯肉片縁部分に付着したプラークによって、歯肉に炎症が起こった状態です。
歯周病の初期段階では、まず歯周病菌(プラーク中に含まれる細菌)の付着によって、歯肉(歯茎)が腫れて炎症を起こしたり、歯磨きで出血したりする「歯肉炎」になります。
初期症状では、付着の喪失が伴わないとされており、 歯肉炎の段階では、歯周組織のうち「セメント質・歯根膜・歯槽骨」は、まだ溶かされていません。よって歯がグラグラするなどの症状はなく、歯科医院での的確な初期治療で完全に治癒するようです。
しかし放っておくと、歯周組織が侵される歯周炎へと発展してしまいます。歯肉炎の段階で早めに治療を行う事が、とても重要とされています。
歯周炎
歯肉や歯茎が腫れる・出血する症状が出たり、歯周病菌によって歯周組織(セメント質、歯槽骨 、歯根膜)が溶かされ歯がグラついたりします。このような症状を「歯周炎(慢性歯周炎)」と呼びます。
歯周炎になると、歯周組織が侵され、溶かされてしまうので、歯周ポケットが深くなります。すると歯周病の原因である歯垢(プラーク)がより溜まりやすくなり、普通の歯磨きでは歯垢(プラーク)を取り除く事が出来なってしまうのです。歯科医院で治療しなければ症状が悪化するばかりで、最終的には歯が抜けてしまいます。
- 成人性歯周炎
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もっとも多いタイプの歯周炎で、30代から始まってゆっくり進行します。初期はほとんど症状がなく、ブラッシング時の歯肉出血がある程度です。しかし進行するにつれて、歯肉が腫れたり、膿がでたりし、歯がぐらついて抜けてしまうこともあります。早期発見が大事で、適切な治療により回復します。慢性辺縁性歯周炎とも言い、良く耳にする歯槽膿漏はこのことです。歯槽骨の辺りから膿が漏れ出してくる事から、こう呼ばれているようです。
- 早期発症型歯周炎
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中には10~20代から歯周病が進行する人がいます。若い時期から発病するため、症状が重篤化することが多く、早くに歯を失ってしまうケースもあります。急速に進行するのが特徴とされています。
他の歯周炎と同様に、原因のほとんどが細菌の繁殖ですので、一般的な歯周病の治療で完治すると言われています。
ですが進行が早いため、やはり早期発見、早期治療が望まれます。
早くから進行する理由には、口の中の細菌の種類や個人の体質が関係するといわれています。歯周病治療を専門的に行う機関での治療が、必要となる場合もあります。 - 思春期前歯周炎
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遺伝的素因が強く、女性に多くみられます。乳歯の一部に起こります。
限局型と広汎型とがあり、乳歯の一部に起こるもので、時間をかけて進行する限局型と乳歯が生えた早期になり、永久歯を支える組織が広範囲にわたり破壊され、最後には歯が抜けてしまうとされる広汎型があるとされています。 - 若年性歯周炎
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10代から20代前半に発症するとされます。
プラークコントロールができていて、歯周炎が起こる要素があまりない方でも発症します。
深い歯周ポケットができたり、歯を支える骨が歯周炎の様に吸収されてしまう場合があります。
左右対称に発現するのが特徴で、奥から2番目(親知らずを除いた)や、上下の前歯から症状が現れます。急速に進行するのが特徴です。
原因としては、免疫機能低下、特殊な細菌よる感染、遺伝的な問題が考えられるとされています。 - 急速進行性歯周炎
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主に20代前半から30代半ばに起こる歯周炎で、20歳代は後若年性歯周炎とも呼ばれています。歯周組織の破壊が著しく、急速に進行するとされています。
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